【実体験】米国株で退場した話|2019年から始めて、なぜ失敗したのか

失敗談/ルール違反談

この記事では、2019年に米国株投資を始めた私が
・どういう風に投資を始め
・どういう流れでバイオ株に行きつき
・どのように調子に乗り
・どうやって退場したのか
を、かなり正直に書いています。

2019年|米国株投資のスタートは超まじめだった

私が米国株投資を始めたのは2019年
最初はAAPL(アップル)などの大型株を中心に、数万円からスタートしました。
一つの銘柄に集中させるのではなく、セクターも複数に分けて投資していました。

セクターも銘柄数もリスク分散をしていたので、
利益は小さいながらも資産は少しずつ増えていました。
今思えば、かなり教科書通りの投資です。

大きく勝たない
大きくも負けない
地味だけど右肩上がり

そんな投資でした。

テンバガーという言葉を知ってしまう

しばらくして、テンバガー(10倍株)という言葉を知ります。
そうです。株価が10倍に膨れ上がる株のことです。

コロナ禍では、モデルナ、テスラ、AMDなどが話題になりましたね。
モデルナはちなみにかなり早い段階で買いました。
結果、数十%の利益ではありましたが、短期ということを考慮するとかなりいい投資でした。

正直「株ってこんなに動くんか…」と世界が変わりました。

小型株・バイオ銘柄✖️ペニー株へ傾いていった理由

その他にも、テンバガー候補として
GEVO、MARA、PLTRなど、株価の安い銘柄に目が行くようになります。

GEVOやMARAは、短期間で10倍になりましたね。
「すげーーー」って思いました。(エントリーはしてないです)

資金が少なかった私でも、そのような株は

単価が安いので少額でも大量に買える
0.1ドル動くだけで利益が大きくなる

ということから、大注目です。
その中でもバイオ銘柄のボラリティ、そして株価の安さ
に気づいた時は宝の山を見つけたように思えました。(いわゆるペニー株です)

ペニー株(penny stock)
1株あたり5ドル未満の株のことを言います。
流動性が低くボラリティが激しいです。
一夜で大きく上げることもありますが、そのまた逆もあります。
日本だと、「超低位株(ボロ株)」とかいうのかな?違ったらすみません。

さらに私は、理系大学・大学院で生物学・薬学系を専攻してたので、
中途半端に事業内容が理解できていたのも、今となってはマイナスのように感じています。

「この技術、めっちゃ面白いやん」
「この薬・治療法が世に出たらヤバいやろ」

中途半端に理解できてしまう分、
自分は分かっている側だと完全に勘違いしていました。
治験の厳しさやFDA承認など、それぞれのステージの厳しさも分かっているのに
なぜか、株においてはかなり楽観視していました。

ちなみに決算内容などはフル無視でした。
これはペニー株を扱う上では本当にやってはダメだと思います。

株式併合や最悪、上場廃止もありえますからね。

米国株(ナスダック)では、1ドルを一定期間割ってしまったら「警告」が出ます。
その後も1ドル以上に回復ができなければ、原則上場廃止になってしまいます。

中途半端に勝てるのが一番危ない

バイオ銘柄✖️ペニー株の怖いところですが、治験ニュースやちょっとしたことで、
1日30〜40%上がることがあります。すごい時は1日で数倍になります。
「お?それなら短期間勝てばいいじゃん」って思いますよね。

ちなみに私は・・・、中途半端に利益が乗り始めると

「俺、できるやつやん」「余裕やろ」

と調子に乗り始めます。

さらに、中途半端にチャートの勉強もしていたので
「出来高が増えてる。これそろそろくるね」とか、それっぽい理由でエントリー。

ついには、
「資金効率悪いし、1銘柄集中でええやろ」
という思考に。

今思えば、この時点で「投資」「投機」に変わっていました。

退場の日|冬の夜に起きたこと

冬のある日、日本時間21〜22時ごろ。

「治験結果、有意なデータ得られず」
というニュースが出ました。そうです。Bad newsです。

プレマーケットで−40%。(正確な値は覚えていませんがそれくらいはありました)
流石にかなり動揺しました。しかしそんな状況でも

「まあ少しは回復するでしょ。その時にロスカットしよ」

と、なぜか楽観視する自分がいました。しかし待てど待てど回復せず、−80%近く下落。

狼狽売りでポジション解消という最悪の結果になりました。

その後も同じことを繰り返し、退場へ

資金は微力ながら残っていましたが、
失敗を取り戻そうとして同じ手法を続けました。

結果、2023年に完全退場です。手元資金が底をついてしまいました。

当時の思考は完全におかしかった

正直、焦りはありました。

でも頭は完全にイカれていました。

「5%を毎回取れば複利で○○円」
そんな理想論を本気で信じていました。

「今〇〇円だから、5%10回で○○万円じゃん。余裕余裕」

本当に頭おかしいですよね。

でもバイオ銘柄✖️ペニー株なら、それが簡単に見えていたんです。
だって1日で+5%なんて、普通にあっていたんですから。
むしろ「たった5%?」て思ってました。本当にアホです。

なぜバイオ銘柄は難しいのか

正直、ルールが通用しません。

ちょっとしたニュース一つで、
上にも下にも大きく振れます。

良いニュースでも売られるし、
理由が分からない急騰・急落も多いです。

きちんと事業内容を見て経営状態を確認して、
それでもって、うまく波に乗っている人もいるかもしれません。

ただ私の場合は、『たまたま上がっただけ』というトレードが大半だったと思います。
宝くじでありギャンブルだったのです。

今、振り返って思うこと

今なら「ほんまアホやな」と思います。

でも当時は、正直楽しかったです。
アドレナリンが出て、完全に中毒でした。
1日で何万もお金が増えるんですから。

ただ、そんな経験をして思うのは、

『投資は一発逆転じゃない。
少しずつ、退場しない形で積み上げるもの。』


適当に株を買い漁るのは、投資ではなく『投機』です。

たくさん成功経験が載ったブログもあると思います。

ただ私は、そんな失敗を包み隠さず発信していきたいです。
特に大きな失敗はこれくらいですが、これからは小さな失敗を
皆様にお届けできればと思います。

ルール違反一発目
SSRM(2026.01.31)…ナンピン、資金投入量超過

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